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2025年10月06日 [外壁塗装]

外壁塗装前に確認すべきアスベストの有無と適切な対応策!

外壁塗装を検討する際に、気になるのがアスベストの存在です。
建物の老朽化に伴い、外壁材にアスベストが含まれている可能性も考慮しなければなりません。
そこで今回は、外壁塗装前にアスベストの有無を確認する方法と、アスベストが見つかった場合の対応策について解説します。

外壁塗装前のアスベスト有無の確認方法



築年数でアスベスト含有の可能性を判断



1980年代以前の建築物では、アスベストが建材として広く使用されていました。
そのため、築年数が古い建物ほどアスベスト含有の可能性が高まるといえます。
ただし、築年数が古いからといって、必ずしもアスベストが含まれているとは限りません。
建築当時の設計図書や施工記録が残っていれば、アスベストの使用有無を確認できる可能性があります。
しかし、多くの場合はこれらの資料が残っていないケースが多く、築年数だけでは判断が難しい場合もあります。
また、築年数が古い建物はより詳細な調査が必要となるのです。

外壁材の種類でアスベスト含有の可能性を判断



外壁材の種類によってもアスベスト含有の可能性は変化します。
例えば、スレート瓦やセメントサイディングなどには、アスベストが使用されていた可能性があります。
特に、表面がザラザラしている、あるいは、経年劣化で表面が剥がれているような場合は要注意です。
これらの外壁材を使用している建物では、アスベストが含まれている可能性を考慮する必要があります。
一方、必ずしも全ての古いスレート瓦やセメントサイディングにアスベストが含まれているわけではありません。
材質や製造年などによって異なるため、専門家による調査が不可欠なのです。

専門業者にアスベスト含有調査を依頼



最も確実な方法は、専門業者にアスベスト含有調査を依頼することです。
専門業者は、建物の状況を丁寧に調査し、アスベストの有無を正確に判断します。
調査方法は、目視検査、非破壊検査、破壊検査などがあり、建物の状態や調査範囲に応じて最適な方法が選択されます。
非破壊検査であれば、建材を破壊することなく調査できます。
しかし、破壊検査は建材を採取し、分析を行う必要があり、より正確な結果が得られます。
専門家の判断を仰ぐことで、安心安全な外壁塗装工事が可能になります。

アスベスト含有が確認された場合の対応



アスベスト除去工事が必要なケース



アスベスト含有量が一定量を超える場合、または、アスベストが劣化し、飛散する可能性がある場合は、アスベスト除去工事が法律で義務付けられています。
除去工事は、専門業者に依頼する必要があります。
適切な対応を怠ると、健康被害のリスクが高まるため、速やかな対応が必要不可欠です。

除去工事の費用相場



アスベスト除去工事の費用は、アスベストの含有量、除去範囲、建物の構造などによって大きく異なります。
数十万円から数百万円規模になることも珍しくありません。
また、工事期間も数日から数週間かかる場合があり、費用と期間の両面において、十分な予算と時間確保が必要です。
除去費用は建物の状況によって大きく変動するため、事前の見積もりが重要になります。

除去工事の安全な施工方法



アスベスト除去工事は、専門的な知識と技術、そして適切な安全対策が必要な作業です。
作業中は、作業員は専用の防護服を着用し、飛散防止対策を徹底する必要があります。
また、作業後の廃棄物処理も専門業者に委託する必要があり、環境への配慮も欠かせません。

外壁塗装と同時に行う場合の注意点



アスベスト除去工事と外壁塗装を同時に行う場合は、工期が短縮できるメリットがあります。
しかし、工事の複雑化や工程管理の難しさも考慮する必要があります。
そのため、経験豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
また、両工事の連携がスムーズに進むよう、綿密な計画とコミュニケーションが不可欠です。

まとめ



外壁塗装を行う際には、アスベストの有無を事前に確認することが大切です。
築年数や外壁材の種類から推測することもできますが、最も確実なのは専門業者による調査です。
もしアスベストが含まれていた場合には、除去工事が必要となり費用や工期もかかるため、信頼できる業者に依頼し、計画的に進めることが安心につながります。

当社では、伊勢市・松阪市周辺で経験豊富な一級塗装技能士・外壁診断士が施工を担当しております。
もし、施工の安心感でお悩みの方は、ぜひ当社までご連絡くださいね。

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