2026年07月20日 [外壁塗装]
外壁の膨れの原因とは?塗膜の劣化や施工不良が招く仕組みを解説
外壁に気になる膨らみを見つけたとき、その原因と今後の影響について不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
本来、建物を保護する役割を持つ外壁の塗膜にこのような現象が起きると、見た目の問題だけでなく、建材そのものの劣化を招く可能性も考えられます。
今回は、外壁の膨れがなぜ発生するのか、そしてその仕組みについて、専門的な知見を交えながら解説します。
外壁の膨れが生じる原因
塗膜の経年劣化
外壁塗装は、紫外線や雨風などの影響を受け、時間の経過とともに性質が変化していきます。
塗膜が劣化すると、ひび割れや剥がれが生じやすくなり、そこから雨水が浸入する隙間が生まれます。
浸入した水分が塗膜と外壁材の間に溜まり、気温の上昇などによって水蒸気となって膨張することで、塗膜が浮き上がってしまうことがあります。
一般的に、外壁塗装から10年程度が経過すると、このような経年劣化による膨れが生じる可能性が高まります。
塗装工事の施工不良
外壁塗装工事の際に、いくつかの工程で不備があった場合も、塗膜の膨れを引き起こす原因となります。
例えば、塗装前の洗浄が不十分で汚れやカビが残っていたり、洗浄後に外壁材が十分に乾燥しないまま下塗り材を塗布してしまったりすると、塗膜が外壁材にしっかりと密着せず、剥がれや膨れにつながることがあります。
また、旧塗膜と新しい塗料との相性が悪かったり、下塗り材・上塗り材の選定を誤ったりした場合も、塗膜の膨れが生じやすくなります。
外壁に膨れが起こる仕組み
外壁材と塗膜の間の水分
外壁の膨れは、主に外壁材と塗膜の間に水分が入り込むことで発生します。
雨水などが塗膜のひび割れや剥がれから浸入し、外壁材と塗膜の間に溜まります。
この溜まった水分が、日中の気温上昇などによって蒸発する際に体積が膨張し、塗膜を押し上げる力となって膨れを引き起こします。
少量でも、水蒸気の力で塗膜が浮き上がることがあるため、注意が必要です。
旧塗膜の劣化や塗料の相性
外壁塗装を塗り直した際に、旧塗膜がすでに劣化していたり、新しい塗料との相性が悪かったりすると、塗膜の膨れが生じることがあります。
劣化が進んだ旧塗膜は、新しい塗膜の重さや乾燥収縮に耐えられずに剥がれてしまうことがあります。
これが塗膜全体を押し上げる原因となります。
また、塗料同士の相性が悪いと、塗膜の密着性が低下し、剥がれや浮きが生じやすくなります。
塗膜の密着不良
塗膜が外壁材にしっかりと密着していない状態も、膨れの原因となります。
これは、塗装前の外壁洗浄が不十分で汚れや旧塗膜が残っていたり、外壁材が十分に乾燥しないまま塗装を進めたりした場合に起こりやすくなります。
密着不良があると、塗膜が外部からの力(水分の蒸発、温度変化による伸縮など)に耐えきれず、剥がれたり浮き上がったりして、膨れとなって現れます。
まとめ
外壁に膨れが発生する主な原因は、塗膜の経年劣化による雨水の浸入や、塗装工事における洗浄・乾燥不足、塗料の相性といった施工不良です。
これらの原因により、外壁材と塗膜の間に水分が溜まったり、塗膜が密着しなくなったりすることで、塗膜が剥がれ、膨れとして現れます。
膨れを放置すると、外壁材のさらなる劣化や雨漏りにつながる恐れがあるため、早期の専門家による点検と対処が重要となります。
伊勢市・松阪市周辺で外壁塗装・屋根塗装を検討中の方は当社へご相談ください。

